オカメインコの挑戦 2

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

成長過程の羽軸の内部

折れ羽根断面
写真は、5月8日の茨城沖を震源とする地震の際に折れたフブの羽根。繰り返される揺れに、トゥイもフブも怯えて暴れましたが、この地震で負傷したのはフブだけでした。成長過程にあった羽根が一本折れてしまいました。やはり、彼は負傷しやすい。成長過程の羽根には血管が通っています。折れたフブの羽根の断面からは血が見えます。ちなみに、彼は次の日もたいへん元気で、彼の健康には全く問題がありませんでした。


さて、折れた羽根の軸をランプで透かすと、血管らしき赤い影とらせん状の縞模様が見えます。成長が完了した羽根を手にとる機会はありますが、成長過程の羽根を観察したことはありません。フブに感謝しつつ、その折れた羽根の内部を観察しました。


これは羽軸が縦に割られた姿。1mm前後の太さの血管がほぼ真っ直ぐに通っています。分岐した血管は見当たりません。羽軸内の血管は、らせん状かつづら状なのだろうと思っていましたが、そうではないようです。


さて、ここで成長しきった羽軸を改めて観察してみましょう。抜け落ちたフブの羽軸の根元を切り、その切り口を観察しました。成長が完了し、寿命を迎えた羽根なので、生きた血管は通っていません。


眼を凝らしてよく見ると、その羽軸の中にリング状の組織の残骸があることが分かります。根元に近いリングは小型で、羽軸の半径と癒着しています。しかし、羽毛に近づくにつれて、リングは大きくなり、やがて、羽軸の内径とほぼ同じくらいになります。さらによくみると、リングとリングを結ぶ細かな筋がところどころにあります。上の写真のちょうど中央あたりにそれが写っています。


このリングとそれを結ぶ筋は、血管を支えていた組織であると思われます。この筋によって結ばれたリングが、外部からつづら状に見えるのです。また、その構造によって、羽軸の強度が増していると思われます。軽さと丈夫さが折衷された構造です。羽軸の表面を肉に喩えるならば、この筋とリングはその骨にあたるかもしれません。成長後の羽軸は、この残留物によって、軽いながらも折れにくくなっていると思われます。リングが上に行くほど大きくなる理由やその利点については思いつきませんでした。


この羽軸の構造は、他の鳥のそれと比較してどうなのでしょう?カラスの羽根を観察しました。外から透かして観察する限り、カラスの羽軸の内部もオカメインコの羽軸の内部と同様の構造のようです。飛ぶことのできるあらゆる鳥の羽根がこのような構造をもっているのかもしれません。飛べない鳥であるペンギンの羽軸がどういう構造になっているのか気になります。


フブ : フュイフュイ ! ( いつも応援ありがとう ! )










スポンサーサイト

PageTop
 

コメントコメント

++送信できない場合にはお手数ですが右のメールフォームからお知らせください++


管理者にだけ表示を許可する
 

今晩は♪

羽軸ってそんな風になっているんですねー!
血管が通っている状態で抜けたのは見たことが無かったです。
半透明な状態のものなら見てますが。

ペンギンの羽根ってどうなってるんでしょうね?
やっぱり同じなんでしょうか・・・。
羽根、見てみたいです(^-^)

nao | URL | 2008年06月01日(Sun)20:41 [EDIT]


>naoさん

私も外からしか羽根を眺めたことがありませんでした。半透明な羽根から透けて見えるつづら状の組織がどうなっているのか少し気になっていました。

ペンギンは飛ぶ必要はないのですが、水に潜る必要はあるので、それに適した構造になっていると思います。それがどんな構造なのか少し興味を惹かれます。

fubutoui | URL | 2008年06月01日(Sun)22:33 [EDIT]


突然ですが.

、fubutouiさんのブログをリンクさせて頂いても宜しいでしょうか?
せっかくご縁ができましたし、ぜひブログを通じて仲良くさせていただけると嬉しいです。
よろしくお願いしますm(_ _)m

nao | URL | 2008年06月02日(Mon)19:52 [EDIT]


>naoさん

了解しました。早速このサイトから"Angel Bird ☆彡"にリンクしました。右側の「友好サイト」という項目の中にそのリンクがあります。改めて、よろしくお願いします。

fubutoui | URL | 2008年06月02日(Mon)22:45 [EDIT]


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。