オカメインコの挑戦 2

ギャンブラーとオカメ 2/2

今回は前回の記事「ギャンブラーとオカメ1/2」の続きですね。前回は、「間歇強化」という心理現象について話しました。間歇強化とオカメの問題行動の関係についても話しましたね。間歇強化のネガティブな効果に着目したのが前回の記事です。今回は間歇強化に関して、ネガティブではない効果について書こうと思います。

前回の間歇強化に関する説明の中で「ごほうび」という言葉が出てきました。オカメインコへの「ごほうび」と聞くと、私は、クリッカートレーニングを思い浮かべます。オカメが望ましい行動をしたらクリック&報酬―それがクリッカートレーニングの基本です。それによってトレーナーが望む行動をオカメに覚えてもらえます。

上の動画はトゥイのクリッカートレーニングの様子です。このブログで何度かお見せしたことがありましたね。私が彼女に教えたことは、投げたボールをとってきてバスケットボールのゴールに入れることです。当初はボールをゴールに入れた直後に報酬を与えていました。ボールが網に引っかかって網を通って落下しないことがしばしばありました。そこで、試しに、ボールが地面に落ちなければごほうびを与えないようにしました。

すると、トゥイは、網に引っかかったボールをうまく地面に落とす技を発見しました。それはバスケットボールの網を自分で揺することです。しかも、報酬なしで何度もボールをゴールに入れるようになりました。今思えば、そこには間歇強化が働いていたに違いありません。ごほうびが時々しかもらえなくなったことで、彼女の行動は強化されたと思われます。その行動の強化は、トレーニングの中で、トゥイ自身の創意工夫となって現れました。

オカメへのトレーニングの意義についてはここでは触れませんが、間歇強化をそこに取り入れることによって、彼らの知恵をより引き出すことができます。彼ら自身にもそれを楽しんでもらうことができるのではないかと思います。そんなときのオカメの心理はパチンコを楽しむ人の心理に近いと思われます。しかも、パチンコと違って無害です。しかしながら、オカメがクリッカートレーニング依存症になってしまうかもしれませんので、憂さ晴らし程度に遊んでもらうのがよいでしょう。もしかしたら、頭もよくなるかもしれません。よくなりすぎても困りますが。




フブ :フュイフュイ ! ( いつも応援ありがとう ! )
スポンサーサイト

PageTop
 

コメントコメント

++送信できない場合にはお手数ですが右のメールフォームからお知らせください++


管理者にだけ表示を許可する
 

今晩は!

トゥイちゃん、すごいですねー!!
立派なバスケットボール選手じゃないですかv-238

報酬の与え方によって、トレーニングをより効果的に行うことが出来るんですね。
闇雲にちょっとできたからと言って、そのたびにご褒美をあげていたら、
確かに上達しなさそうですよね。

それにしても、トレーニングが上手くいくかどうかはとにかく、
飼い主との良いコミュニケーションにはなりそうですね。
インコさんって人が思う以上に賢いんだなぁと、改めて思いました。

nao | URL | 2008年06月13日(Fri)23:56 [EDIT]


>naoさん

トゥイが一人前になったころに試しに、トレーニングを試みたところ、すぐに覚えてくれました。一方、中年になってトレーニングを始めたフブはまだ基本的なことしか覚えていません。生まれながらの適不適もあると思いますが、物覚えは若いほどよいのかもしれません。

私も、単純に報酬を与えることしか考えていなかったのですが、振り返ると、間歇強化が偶然にも働いていたのだと気づきました。

トレーニングは飼い主とのよいコミュニケーションになります。飼い主が面白いと感じるのはもちろん、トゥイも楽しんでいます。

fubutoui | URL | 2008年06月14日(Sat)10:21 [EDIT]


test

テスト

fubutoui | URL | 2008年06月15日(Sun)15:40 [EDIT]