オカメインコの挑戦 2

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"病気のオカメが引き起こした人間の死"を読んで

前々回はロイターに出ていたオカメに関する記事を紹介しました。他にオカメに関する記事がないかロイターのサイト内で検索したところ、2008年6月16日付けの次ぎの見出しを発見しました。

Man's Death Caused by Diseased Cockatiel

この記事の内容を簡単に言うと、ある女性がショップから買ったオカメがオウム病で死に、その人のお父さんもそれに感染して亡くなってしまい、その後、その女性は鳥の販売の自粛を促す運動をしているというもの。

その女性が不適切に感情的になっているだけだと思われてしまうかもしれませんが、ショップや繁殖業者が過去にオウム病の鳥を流通させかかっていたことについても載っています。彼女は、単に鳥が危険であるというだけではなく、供給サイド側に問題があるので、鳥の販売に反対しているのだと思います。また、彼女は他人に同様の悲しみを味わわせたくないという善意から運動を行っています。彼女のしていることは理解できます。


我が家のカメたち

私がまだ幼稚園か小学生だった頃、親にミドリガメを飼いたいと言ったところ、ミドリガメには毒があるからダメだと言われました。新聞かニュースで得た情報のようでした。大人になって知ったのですが、その当時、ミドリガメが持っていたサルモネラ菌が原因と見られる症状で死亡した子供がいたようです。その事件をきっかけに捨てられるミドリガメが急増したとも聞きました。クサガメやイシガメもサルモネラ菌を持っていると思うのですが、彼らが危険視されたという話しは聞いたことがありません。

上の写真は我が家のカメたち。左下と右上のカメはクサガメ。真ん中のカメは拾ったミドリガメです。彼らは有害な菌を保有しているかもしれませんが、適切な飼育をしていれば、飼い主が彼らの保有する菌によって病気になることはありません。彼らに関する知識がそれを防ぐからです。

上のオカメのケースは様々な問題を示唆すると思いますが、その一つに、買う側の知識の問題があると思います。オカメに関する知識がある程度備わっていれば、人間の死は防げたかもしれません。上の記事はオカメの供給サイドの問題に焦点を当てていて、オカメを購入する側の問題については触れていません。オカメを飼う事でいかなる問題が発生しうるか、その前兆や状況はいかなるものか、それについて知識を深めるほど、飼い主側のリスクも低下すると思います。

飼い主の知識不足は供給サイドの問題でもあるともいえるかもしれません。彼らが誠実で、適切な説明を行えば、飼い主が危険な状況に陥る可能性は低下すると思います。彼らが不誠実で、オカメを売る際の注意が不十分であったことが上のケースでは決定的であったとも見なせます。鳥の販売が自粛或いは禁止されれば恐らく根本から問題を無くせますが、件の女性もオカメとの生活を選んだ一人なのですから、それ以外の手段―たとえば、鳥の飼育に伴うリスクに関する具体的な説明の義務の実現―を重視する運動を行ってもよいのではないかと思います。

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コメントコメント

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お久しぶりです!!

おはようございます!!
年末年始は風邪をひいてしまい(T_T)バタバタしていて(T_T)なかなか来る事ができず・・やっと来れました
(^-^)
遅れてしまいましたが(/_;)本年もよろしくお願い致します<(_ _)>(もう2月下旬・・すみません・・)
うちの仔を迎えて初めて春を迎えるので、ちょっと緊張していますが(/_;)(どんな変化があるのかわからなくて・・)様子を見ながら過ごしていこうと思っています。

私も売る方だけではなく(>_<)それを受け入れる側(買う側)にも責任は生じると思います。もっと広く多くの人に動物の知識や責任等が得られる様になるといいな、と思いました。以前母がオウム病になった方の新聞記事かテレビを見て(うちの仔を迎えたばかりの頃だったので)母は初めて知って衝撃を受けたと共にそれから、放鳥の後はきちんと手洗いうがいと、人間の部屋の掃除や(当たり前の事ですが・・犬だと食事を一緒にしたり布団で一緒に寝たりしていたので・・)お互いが元気でより良い関係でいる為にちょっとした情報は大切だと思いました(^-^)

暖かくなったり温度の差があるのでお体大切にお過ごし下さいね(*^_^*) 

香 | URL | 2009年02月17日(Tue)06:17 [EDIT]


>香さん

こんにちは。

体調を回復されたようで何よりです。

日照時間が延びて気温が上がってくるとオカメの羽毛が抜け替わり始めるかもしれません。個体のおかれた環境によって生え変わりの時期は異なるようです。

鳥を飼育していて本格的にオウム病感染を防ぎたい場合には、例えば、マスクを着用したりすることも対策の一つになるようですが、どこで妥協点を見出すかも重要ですね。極端なことをすると生活そのものに緊張してしまい、動物を飼う意味がなくなってしまうかもしれません。生活の質と安全性のバランス、それを担保する知識が重要だと思います。インフルエンザや結核が怖いからと外出しない人はそう滅多にはいないことでしょう。オウム病を防ぐには、飼わないという選択肢にはじまり、様々なレベルの手段があると思います。

鳥飼いは鳥を飼っている時点である程度のリスクを負っているので、予防のためはもちろん、万が一のために知識を備えておく必要がありますね。例えば、オウム病の症状に関する知識があれば、万が一オウム病にインコか人間が感染しても、問題が大きくなる前に気が付いて治療を受けに行くことができます。どの動物の飼育でも同様のことが言えると思います。

私に言わせれば、人間同士の生活もかなり危険です。人間の病気は最も人間にうつりやすいでしょうから。人間の間に流行する危険な病気はたくさんあります。しかし、そうでありながら、私たちは、知識と適切な行動によって比較的安心して暮らしています。動物から感染する病気があると聞くとそういうことを忘れてパニック気味になることがあるので注意が必要だと思います。捨てられるミドリガメが急増した要因の一つもそういったパニックだったと思います。飼い主が適切に行動できるように、マスコミや専門家など情報を与える側には、知識を得る人を不安にさせない知恵が必要だと思います。




fubutoui | URL | 2009年02月17日(Tue)23:57 [EDIT]


こんにちわ、鳥を飼ううえでオウム病は知っておかないといけないですね。犬にも猫にもある病気で人間にとって死を病気があります。その方は自分が購入した鳥のせいでお父様を亡くされて鳥のせいにしたい気持ちが少しあるのでしょう。飼う側からしたらいかにオカメを病気から守るかという観点から専門書を読まないといけませんね。専門書にはオウム病は載っています。飼う側は飼う前に勉強をしてから、売り手はできましたらオウム病の説明をして売って下さったらこの様な悲しい事が起こらなかったのにと思います。

かな | URL | 2009年02月22日(Sun)17:20 [EDIT]


>かなさん

記事の中の女性は、死の直接的原因を正しく理解していると思いますが、彼女の主張する問題の解決方法については議論の余地があると思います。仮に販売を止めさせることが可能にせよ、すでに飼育している人もいます。鳥とその家族を守るためにも、知識が重要であることには変わりないですね。困難なことを主張するよりも、いかに安全を確保するための知識を得てもらうか、そこを重点的に考えて欲しいです。

売り手がどこまで説明すればよいのかという問題がありますが、それについては、最低限の基準を設けることは可能だと思います。鳥と人間が共有する病気は限定的でしょうから。そういえば、日本でも、ペット販売の際の説明義務が定められましたね。まだまだ未熟とはいえ、無いよりはましなので、重要な一歩であったと思います。

fubutoui | URL | 2009年02月24日(Tue)07:23 [EDIT]


 
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