オカメインコの挑戦 2

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オカメ単頭飼育批判について2/2

同じ方向を見るフブとトゥイ
フブと同じように行動することを好むトゥイ


前々回、前回と、シュミットバウアー夫妻のサイトの概要を述べてきました。改めて前回までの夫妻の主張をまとめると、以下のようになると思います。


仲間と群れることを好むのか、人間とのコミュニケーションが好きなのか、あるいはその両方を好むかは、オカメの個性に左右される。一羽飼いしか懐かないというのは正しくない。孤独と退屈によってオカメを不幸にすべきではない。

今日は、夫妻の意見に関する私の感想や意見を述べます。

シュミットバウアー氏の主張する「孤独を強制すべきではない」という意見には賛成です。精神を病んだオカメを見ることは飼い主が最も望まないことの一つだと思います。しかし、複数飼いについては、やや相対的な意見を持っています。


1.手乗りのコにもいろいろな個性が

手乗りのコであっても、シュミットバウアー氏が述べられたように、いろいろな個性のコがいます。同じ環境で育っても、いわゆる手乗り崩れになるコもいれば、他のオカメとのコミュニケーションよりも人間とのつきあいを好むコもいます。また、社交に熱心ではないコもいます。


2.成長してからの個性を見抜く


幼鳥時に手乗りとして家に迎えられたコの場合、他のオカメとの接触は希薄です。当初は「孤独」の問題を気にする必要はないと思います。しかし、成長して個性が表れると判断が分かれて然るべきです。鏡に話しかけるようになれば、そのコは他のオカメを必要としているのかもしれません。そのような徴候がないオカメであれば、単頭飼育でも問題ないと思われます。


3.コミュニケーションをとりたい相手は誰か

但し、人間にしか関心のないオカメであっても、人間に相手にされない生活を送っていれば孤独です。そのようなオカメのケージに仲間を加えたとしても、孤独が癒える保障はありません。問題はオカメがコミュニケーションを欲する対象がコミュニケーションに参加するかどうかです。


4.飼い主がオカメの仲間となることも可能

オカメならではのコミュニケーションについては、そのオカメが手乗りであれば、人間が代理できます。口笛を吹いて呼び合うこともできるし、カキカキもできます。オカメは人間に合わせて鳴き声を変化さる程の柔軟性を持っています。人間が唯一かなえることができないのは生殖活動くらいでしょうか。生殖活動を重要なコミュニケーションと考える人は、オカメの伴侶を探す必要があると思います。



5.幼鳥時の環境が影響

手乗りのコであっても、他のオカメと一緒に育ったコの場合、「孤独」の問題は切実であると思われます。そういうコは他のオカメとのコミュニケーションを前提に生活していたので、人間だけとの生活を送ることになると、問題行動を起す可能性があります。



シュミットバウアー夫妻のオカメは「荒子」でした。そのために、他のオカメとのコミュニケーションをなおさら必要としていたと思われます。挿餌で育った夫妻のオカメも、他のオカメと同居していました。そういうオカメであれば、成長してからも複数飼いする必要があるかもしれません。


幼鳥時代から人間とのみ接触してきたオカメであれば、一羽飼いであっても、問題行動を起すコは少ないと思います。もちろん、先にものべたように、そのような飼育環境に置かれたオカメであっても、他のオカメとのコミュニケーションを求めるコもいますし、人間側の対応が不十分だと毛引きなどの問題が発生することもあります。


6.オカメの個性や訴えを見抜くことが重要

最も重要なのは、オカメをよく観察して、その個性や訴えを見抜くことです。複数飼いにすべきか、単数飼いにすべきかは、ケースバイケースであると思います。



フブ : フュイフュイ ! ( いつも応援ありがとう ! )







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コメントコメント

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こんばんは!
とても勉強になりました。
うちの澪ちゃんが、「鏡オカメ」を求めて部屋をさまよう様を見ていると、ちょっと考え込んでしまいました。
放鳥時、コザクラたちが羽繕いをし合っている様子をジッと眺めて居る時など、やはり仲間が欲しいのか、と胸が痛みます。

カッパ | URL | 2007年02月11日(Sun)21:58 [EDIT]


>カッパさん

澪ちゃんは、仲間が欲しいのかもしれませんね。
しかし、飼い主にもそれぞれ事情がありますから、もう一羽増やすことができない場合もあります。

シュミットバウアーさんであれば、
鏡やおもちゃでは欲求が満たされないと言うでしょうけれど、例えば、日常長時間家が留守にされているような状況であれば、ないよりはましと言えるのではないでしょうか。そのような状況で鏡やおもちゃがなければ、もっと退屈してしまうと思います。もう一羽迎えられないのであれば、止むを得ないことです。

現実をたやすく理想にあわせられるとは限りません。確かに、オカメの健康は害されるべきではありません。しかし、オカメの健康に問題が生じていないのならば、限られた状況の中でベストをつくすことが許されていると考えてもよいのではないでしょうか。

澪ちゃんによく愛情をそそいであげてくださいね。

fubutoui | URL | 2007年02月12日(Mon)00:14 [EDIT]


 
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