オカメインコの挑戦 2

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換羽は野生下と飼育下で異なる

集められた羽根

前回は、「換羽期は本当にあるのか?」がテーマでした。換羽期がありとされるのが日本では一般的ですが、今回はその続きです。

さて、前回引用したサイト"Nymphensittich NET"の換羽に関する記事の要点をさらに読んでみましょう。


Das liegt daran, dass sie in der Natur zu jeder Zeit voll flugfähig sein müssen, um in Notzeiten (Nahrungsmangel durch Dürre z.B.) auch große Flugstrecken hinter sich bringen zu können. In Notzeiten kann der Vogel die Mauser bei Bedarf sogar ganz einstellen. Verantwortlich für unterschiedlichen Ausmaße der Mauser sind die Umgebung und die Nahrung. Mineralien- und Spurenelementemangel sowie wechselnde Umgebungstemperaturen, sich ändernde Luftfeuchtigkeit, Lichtverhältnisse etc. verstärken die Mauser und führen zu längeren Wachstumzeiten für die nachrückenden Federn. So kan es bei Sittichen, die in unserern Breitengraden leben, durchaus zu stärkeren Mausern kommen, da sie den Änderungen von Klima- und Lichtverhältnissen hier stärker ausgesetzt sind als in ihren natürlichen Lebensräumen.


要約:野生化では干ばつなどの非常時に大移動できるように、常に飛翔可能でなければならない。非常時には必要に応じて換羽を停止することができる。換羽は環境―温度や湿度、日照など―と栄養状態に左右されるのである。環境の変化が著しいところにおかれた飼育下のインコの換羽は野生化よりも激しいものとなる。


この記事は、とても興味深いと思いました。ただただ、納得です。実に論理的に説明されています。換羽中に濃厚飼料を与えると換羽が長引くという話しを聞きますが、「餌が豊富=移動の必要がない=換羽OK」そのようにオカメのの体は判断しているのでしょうね。野生化で培ってきた知恵ですね。逆に粗食にすると、換羽してはならないと判断されるので、換羽が停止してしまうということなのでしょう。換羽が停止せずに、かつ、激しくならないような餌の与え方を心がける必要がありそうです。


ところで、日本では、特定の季節に換羽が行われる印象がありますが、もしかすると、そのような時期の国内の気温、湿度、日照時間は、オーストラリアの安全な―餌と水が豊富な―時期のものに相当するのかもしれません。そのために、体が換羽を許しているのでしょう。


北海道と沖縄で飼育されているオカメには換羽の回数にも差異があるかもしれません。日照時間や湿度、温度に大きな差異があるからです。国内飼育者によって、換羽期の回数が異なることはそこに理由があるのだと思いました。飼育している環境が異なれば、その差異は換羽にも反映されてくるはずです。


結論を言えば、換羽は生活環境に左右されるので、ありとも、なしともいえます。あるとしても、回数も環境に左右されるので、一回のときもあれば、二回のときもあることでしょう。換羽について説明する場合は、「あり」か「なし」か、「一回」か「二回」かといった極論に走らずに、条件付のあり・なしを明示しなければなりませんね。


いやあ、オカメってほんとうに面白いですね。


フブ : フュイフュイ ! ( いつも応援ありがとう ! )

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コメントコメント

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羽が生え替わると言うことに関心を寄せている飼い主は多いはずですが、環境と照らし合わせて考えたことは少ないですよね。
私が後一つ思っていることは、卵を産む時期です。
他の人に聞いた又聞きですが、オーストラリアの飼育書に繁殖させたいときは鳥小屋にホースで水をかけで雨季だと思わせるということでした。
雨季の後は発情するので換羽も水音に関係するような気もします。

はと子 | URL | 2007年03月04日(Sun)15:00 [EDIT]


オカメインコの飼育観察、面白そうですね。
羽が生え変わることすら知りませんでした。
しかも環境に合わせて抜けたり、抜けなかったり。
いかにも素人な発言でしょうが、鳥の羽って根本が結構太いじゃないですか。なんか抜けると血が出そうとか、痛そう、と思ってしまいます。

裏ぽいこ | URL | 2007年03月04日(Sun)16:30 [EDIT]


なるほど!

fubutouiさん、こんばんは♪
リンクありがとうございます\(^o^)/これからもよろしくお願いします!
換羽のこと、濃厚飼料を与えてはならないことは知っていましたが、その理由までは深く考えていませんでした。なるほど~!と納得してしまう記事でした♪暖冬だと換羽にも影響あるかもしれませんね。今日もブルースはあいもかわらず毛づくろいで「ギョエッ!」と言ってます(笑)

麻子 | URL | 2007年03月04日(Sun)19:59 [EDIT]


>はと子さん

気になることを調べてみると、意外な理由が潜んでいることがあって面白いです。

雨季と繁殖期の関係は知りませんでした。興味深いですね。それについての情報を探して読んでみたいです。

fubutoui | URL | 2007年03月04日(Sun)23:28 [EDIT]


>裏ぽいこさん

オカメは小さいながらも、その中に様々な情報や可能性を隠し持っていて興味がつきません。

鳥の羽根は生えてきたての頃は血が通っていますが、しばらくすると中は繊維のようなものだけが残っていて、神経も血もなくなります。健康な換羽であれば、人間の抜け毛と似たようなものだと思います。根元に血が付いているようだと、新しい羽根が抜けているということになるので、病気の可能性があります。

fubutoui | URL | 2007年03月04日(Sun)23:33 [EDIT]


>麻子さん

私も数日前までは「濃厚飼料を与えてはいけない」という機械的な知識しか持ち合わせていませんでしたが、気になっていたことでもあるので、調べてみました。論理的な説明が掲載されているサイトを発見したので、今回の記事で紹介しました。

同じ冬でも暖冬と厳寒では換羽に及ぼす影響が異なるかもしれませんね。異常気象が続くと、換羽が生じない地域が国内に発生するかもしれません。

フブは、尾羽が抜け始めて、雛時代の姿に近くなってきました。かわいいです。

これからもよろしくお願いします。

fubutoui | URL | 2007年03月04日(Sun)23:38 [EDIT]


はじめましてこんにちは^^
(オカメに顔をつける時でご挨拶させていただいてます)
今我が家でも換羽中の子がたくさんいて毎日羽が飛んでます

うちの子が病気になった時、換羽が止まり完治した頃再度換羽が始まったことがありました。
その時は生え変わりのエネルギーを治療に使う為、換羽がストップしているのかなと思ったのですが
「非常時には換羽を停止」という文章に当てはまるのでしょうか?

むっこ | URL | 2007年03月07日(Wed)13:53 [EDIT]


>むっこさん

はじめまして。
紹介した説と比較すべき興味深いコメントですね。

このブログで紹介した説に従うならば、食料が乏しくなる(=栄養不足=非常時)と換羽が停止します。それは、オカメが最低限度の健康を保っていること(大移動が可能なくらいの体力がある)を前提にした説であるので、病気のために換羽が停止するのは、この説が当てはまるケースではなく、エネルギー不足、あるいは、栄養を病気の治癒に使うためであると思われます。

fubutoui | URL | 2007年03月07日(Wed)18:21 [EDIT]


 
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